病院で妊娠が発覚したら、各自治体からもらえる母子手帳(母子健康手帳)。妊娠・出産の経過だけでなく、生まれてから長い間大切に保管しなければなりません。思い出にもなる母子手帳をお気に入りの母子手帳ケースと一緒に保管しましょう。
「たくさんの種類があって選べない」「何を重視すればいいか分からない」
そんなママのお悩みを解決するために、選び方のポイントをまとめました。ぜひ、参考にしてください。
母子手帳ケースには何が入っているの?
【妊娠中】母子手帳ケースに入っているもの
母子手帳をはじめ、診察券、保険証、お薬手帳、妊婦健診の補助券などを入れている妊婦さんが多いです。また病院の領収書、エコー写真、安産祈願のお守り、ボールペンなども入れている方もいるようです。
全て一緒にまとめておくと病院の受付、会計、出産時にもスムーズに行動することができます。
【出産後】母子手帳ケースに入っているもの
出産後は、お母さんの持ち物に加えて、赤ちゃんの保険証、診察券、医療受給者証、予防接種手帳なども一緒に持ち歩きます。
お子さんが幼いころは、小児科だけでなく、皮膚科、耳鼻科、歯科など多くの診療科にかかります。すべての診察券が入るように、余裕があるものを用意することが重要です。
母子手帳のサイズを確認する
母子手帳ケースを購入する前に、母子手帳のサイズを確認しておかなければなりません。
母子手帳のサイズは、各自治体によって異なりますが、一般的に3つあります。Sサイズ(約10.5×14.8cm)、Mサイズ(約12.8×18.2cm)、Lサイズ(約14.8×21.0cm)に分けられます。
交付される自治体のサイズを確認せずに買ってしまって、ケースに入らないなんてことにならないように注意が必要です。また、後々入れるものが増えていくため、大きめのサイズを購入するのがおすすめです。
母子手帳ケースの形状
母子手帳ケースには、「ジャバラタイプ」「見開きタイプ」「ショルダータイプ」「ポーチタイプ」の4つのタイプがあります。
それぞれのタイプによって、機能性や収納力が変わっていきます。自分に合うのはどれかを、産後を見越したうえで考えてみてください。
「ジャバラタイプ」
ジャバラタイプは、収納力に優れていることが特徴です。仕切りで区切られているポケットが多くあり、開くとポケットが広がるため、一つ一つのものが取り出しやすくなっています。
「見開きタイプ」
見開きタイプは、コンパクトに収納できることが特徴です。どの場所に何が入っているのかが明確にわかり、カバンがほかのタイプに比べ、かさばりません。
「ショルダータイプ」
ショルダータイプは、バック感覚で使うことのできるショルダーストラップがついている母子手帳ケースです。肩掛けができると両手が使えるので、赤ちゃんと出かけるときにとても便利です。財布やスマホが入るタイプを選べば、これ一つで出かけることができます。
「ポーチタイプ」
ポーチタイプは、マルチポーチを母子手帳ケースとして使うタイプです。ポーチなら種類がより豊富なため、自分の好きな柄やサイズを選ぶことができます。ほかのタイプに比べると、収納力は劣ることが多いです。
母子手帳ケースの素材
母子手帳は妊娠・出産だけでなく、出産後の健診や予防接種などでも使うため、使われている素材も重要です。コットン・ナイロン・レザー・ポリエステル・ビニール仕様など、様々なものがあります。
デザイン性を重視するのであれば、コットンなどの布製のものを選ぶとよいでしょう。一番種類が多いため、お気に入りのデザインが見つかりやすいです。ビニール仕様であれば、雨や汚れが防ぎにくいため、お手入れが楽です。レザーであれば、耐久性に優れており、使い込んでいくほど味が出てきて、パパも使いやすいデザインが多いです。
母子手帳ケースの開閉方法
開閉方法も使いやすさの重要なポイントです。ファスナー、スナップボタン、マグネットボタン、マジックテープ、がま口といったタイプがあります。
ファスナーやスナップボタンがついているタイプは、中身をしっかり閉めることができます。飛び出してくる心配が少ないため、中身の紛失の可能性が低いです。
マグネットボタンやマジックテープ、がま口がついているタイプは、開け閉めしやすいのが大きなメリットです。必要な時にスムーズに取り出すことができます。
まとめ
〈母子手帳ケースの失敗しない選び方のポイント〉
- 母子手帳ケースの中身は、出産前後で量が変化します。赤ちゃんが生まれた後に量が増えるので余裕のあるサイズを選ぶとよいでしょう。
- 購入する前に、交付される自治体の母子手帳のサイズを確認することが大事です。確認せずに買うとケースに手帳が入らない可能性があります。
- 母子手帳ケースの形状は、「ジャバラタイプ」「見開きタイプ」「ショルダータイプ」「ポーチタイプ」の4つのタイプがあり、それぞれ収納力・機能性が異なります。
- 母子手帳ケースの素材は、コットン・ナイロン・レザー・ポリエステル・ビニール仕様など、様々なものがあります。デザイン性重視、耐久性重視、お手入れ重視によって、合うものが変わります。
- 開閉方法は、ファスナー、スナップボタン、マグネットボタン、マジックテープ、がま口といったタイプがあります。中身の紛失をしないことを重視するか、開閉のしやすさを重視するかで、合うものが変わります。